善福寺K邸

解析モデルアクソメ図

・本建築物は地上3階建ての鉄筋コンクリート造(RC造)建物である。なお一部支持柱並びにサッシュ支持部材においては鉄骨部材を使用している。

・架構形式はＸ方向、Ｙ方向ともに耐震壁付きラーメン構造である。

・建物平面形状は1階～3階が8.235m×14.700mの矩形平面、屋根面が2辺がセットバックした7.190m×12.220mの矩形平面となっている。

・立面形状は3階から上部において2面が傾斜した形態を有しており、また一部コンクリート壁に複雑な開口が空いた構成となっている。

・地盤調査結果より、本敷地の支持地盤には、表層下0.15m以深の範囲にはローム層が層厚3.75mで分布し、それ以深では凝灰質粘土層が層厚2.75m、粘土混り砂礫層が6.45m分布する。なお地盤調査報告書では、ローム層の地耐力として凡そ200kN/㎡が期待できることが報告されている。このため本建築物の基礎形式には、直接基礎を採用した。

外観