早稲田通りの集合住宅
- 竣工年 | 2020年
- 階数 | 地上5階
- 延床面積| 346㎡
- 構造種別| RC造
- 受注先 | 山縣武史建築設計
- 資料提供| 井上登
・べた基礎により支持された地上5階のRC造の建築物である。
・耐震・耐風に対する建物の抵抗形式は耐震壁つきラーメン構造である。
・長手方向は地震力の全てを耐震壁が負担する。短手方向は耐震壁と偏平ラーメン架構が耐震要素として存在しており、偏平ラーメン架構の地震力の分担率は40%~80%である。
・偏平ラーメン架構は柱幅を220mm、梁せいを250mmとした。
・斜線制限をクリアするために5階の壁、柱の一部が中間で屈折した構造となっている。
・床スラブはRC範囲は在来RCスラブ、バルコニー範囲の鉄骨造の範囲はデッキスラブとする。
・建物形状は短辺約7m、長辺約12mの長方形に近い形状をしている。
・大部分は梁幅は壁厚と同厚、柱幅を壁厚と同厚としており、長辺方向の耐震壁のみ壁厚を180mmとしている。
・鉄骨造で構成しているテラスの範囲は「都市計画道路」に該当するため、将来的に撤去される可能性がある。建物基礎も一部「都市計画道路」範囲に跳ね出した構成となっているが、これらのテラス及び基礎を撤去した場合でも地耐力を満足することを確認した。
・表層付近はローム層の良好な地盤であったので、基礎はべた基礎(地盤改良なし)とした。
そのほかの事例
- 玄々堂木更津クリニック
竣工年 | 2023年
階数 | 地上4階
延床面積| 6286
構造種別| 鉄骨造
受注先 | 株式会社渡邉健介建築設計事務所
資料提供|
- 大西熱学小牧事業所新築工事
竣工年 | 2023年
階数 | 地上2階
延床面積| 995㎡
構造種別| 鉄骨造
受注先 | onishimaki + hyakudayuki / o+h
資料提供|