J’Sビル代々木上原 新築工事

解析モデルアクソメ図

・べた基礎により支持された地上4階建のRC造の建築物である。

・耐震･耐風に対する建物の抵抗形式は壁式構造による。

・主たる耐震要素である耐震壁は建物の外周及び内部にバランスよく配置されている。

・建物形状は11m×11mの正方形に近い形状をしており、1階のボリュームと2階～屋根のボリュームで若干のずれがある。

・4階の耐震壁は下階の壁がないため、梁の剛性と強度を大きくして屋根からの鉛直荷重と地震力に抵抗できる仕様としている。

・建物内は最大スパン8.5mの無柱空間としている。

・1～2階はRC階段、2～4階は鉄骨階段としている。鉄骨階段を受ける2本の柱は1階の壁から立ち上がっている。

・ 階～屋根の片持ちのボリュームを受ける2階の梁は強度を確保するためにSRC梁としている。

・鉄骨階段の一部の手すり壁はRCで構成されている。この手すり壁は外壁のRC壁で負担している。

・屋根の一部は鉄骨による庇により構成されており、H-100×100×6×8を下地として階段を受ける柱により支えられている。

外観