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道の駅しょうなんてんと

  • 竣工年 | 2021年
  • 階数  | 1
  • 延床面積| 3062㎡
  • 構造種別| 鉄骨造
  • 受注先 | NASCA
  • 資料提供|

解析モデルアクソメ図

・本建築物は地上1階建ての鉄骨造(S造)で山型剛接架構が等間隔で連続する構造形式である。

・主な柱はH-550×200にカバープレートを溶接して製作したBOX型としている。

・山型架構がXY方向から45度方向へ切り替わる位置のへ型の柱は200×200のH鋼2基とカバープレート同士を溶接して製作した。カバープレートによる補強効果に加え各方向からの大梁に対してそれぞれ強軸側にH鋼を配することで屋根からの力を合理的に負担し、複雑な応力が生じる中でも最小限の柱寸法で構成することができている。

・屋根は柱と剛接されるH-500×200の大梁、H-125×125の小梁、H-150×150の横座屈補剛材、水平ブレースにより構成される。一つの屋根構面に対して、柱と大梁による山型剛接架構の他45度方向にも軸力を負担する小梁を山型に配置し、二重の応力伝達経路を確保することで合理的に大空間を形成することができている。

・横座屈補剛は大梁に対して剛接することで、梁せいを抑えると同時に小梁と水平ブレースと共に天井裏に隠れる高まで上げることができている。特に勾配を有する大梁に対して45度方向に横座屈補剛が剛接される部分は複雑な接合部となり、設計時に試行錯誤を重ねた。

・山型架構に伴うスラストを適切に処理するため柱脚は埋め込み形式としている。最も大きな力が作用する側柱は直下の杭周辺の基礎を通常より大きくすることで十分な被り厚を確保し、十分な埋め込み柱脚の耐力を持たせている。

外観1

外観2

鉄骨建て方時

内観1

内観2

内観3

内観4

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資料提供|

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