J’s上原３丁目

解析モデルアクソメ図

・ べた基礎により支持された地上3階建のRC造の建築物である。

・ 耐震･耐風に対する建物の抵抗形式は壁式構造による。

・ 主たる耐震要素である耐震壁は建物の外周及び内部にバランスよく配置されている。

・ 建物形状は約9m×10mの長方形に近い形状をしており、2階のボリュームが1,3階と微妙にずれて跳ね出している立面形状をとっている。

・ 建物外周に配されている腰壁はその高さを梁せいとしてせいが大きい梁として見込んで比較的大きなスパンを負担している。

・ 耐震壁の枠梁は梁せい450mmを基本としているが、設備スリーブが梁貫通される箇所の梁せいは600mmとしている。

・ 全面道路側の立面に配している耐震壁は壁長が短いので、腰壁までの立ち上がりも耐震壁として見込むことによって壁高に対する壁長を極力大きく確保し、地震力に対して有効に働くよう配慮している。

・ 上階スラブは150mmへ統一しており、短スパンでさほど応力が大きくないスラブについてはシングル配筋としている。

外観