根本建設新社屋

解析モデルアクソメ図

・神奈川県に本社を置く建設会社の新社屋の計画である。

・杭基礎により支持された地下1階、地上3階の鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の建物である。

・建物中央のコア部分を境にスキップフロア形式の立面構造となっている。

・緑が多く眺望の良い東側と道路に面する西側には壁を設けることなく純ラーメン構造とし、隣地に面する南側と北側は十分な量の耐震壁を確保した耐震壁付きラーメン構造とした。さらに純ラーメン方向のスパン中央の柱は120Φ～150Φの細い鉄骨柱とすることで開放性の高い空間を実現した。

・執務空間は約6m×20mのスラブにより構成されており、天井高の確保により中間の小梁を省略している。スラブ端部に作用する曲げモーメントは梁の捩りモーメントにより周辺の柱に伝達されるため、捩りモーメントに対する梁の配筋の決定は適切に行った。

外観1

外観2

外観3

内観1

内観2

内観3

内観4

内観5