木曽町御嶽山ビジターセンター さとテラス三岳

解析モデルアクソメ図

・2014年の御嶽山噴火災害からの復興と地域の活性化に向け、木曽町が標高742mの道の駅三岳隣接地に整備した計画である。

・木造平屋の在来軸組構造の建物で、合板耐震壁を耐震要素としている。

・架構の大部分は地域産材のヒノキE90、カラマツE90を用いている。

・屋根形状は隣接する「道の駅三岳」の切妻屋根に呼応するように、傾斜する三つの面が組み合わさった形（棟のラインが2本）による台形型とすることで、周辺環境に対して一体感のある風景をつくっている。

・ホームコネクターで一体化したへの字の大梁の中央に2本の斜材を配した台形トラスにより構成されており、接合部はガセットプレート＋ドリフトピン(一部はほぞパイプ＋ドリフトピン)を用い極力金物が現れないように工夫した。

外観1

外観2

外観3

内観1

内観2